こんにちは、書記長けんしんです!

 あなたはご家族から「あなたのイビキで夜寝れない!」「イビキがうるさくて睡眠不足!」と言われませんか?

 イビキをかいてるといわれても自分はわからないし、寝ている時に自分の力でイビキを止めるのは無理ですし、何も対策できずに困っていませんか?

 しかもしっかり睡眠をとっているし、熟睡もしているのに朝起きたら体はダルい、昼間も睡魔がすごい、という事はありませんか?

 今回は、このようなイビキがうるさい人はある病気が関係しているかもよ!という事をお伝えしていきます。

寝ても疲れが取れない、原因はあの病気?

 寝ても疲れが取れない方は、睡眠時無呼吸症候群になっているかもしれません。

 睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている時に息が止まって脳が酸欠状態となる事で寝ていても脳が休まらない状態をいいます。

 脳が休まらないので朝起きてからの頭痛や頭の重い感じがしたり、日中に眠気が強かったり、仕事や運転においては集中力が欠如したりします。

 さらに酷くなると自動車事故などの過失や、認知症やうつ病などのリスクが高くなる恐ろしい疾患です。

睡眠時無呼吸症候群はどうやって治すのか?

 睡眠時無呼吸症候群の原因は人それぞれですが、主には肥満による首周りの脂肪の増加や加齢などによる喉の筋力の低下、鼻詰まりや扁桃腺肥大による気道の狭窄などが考えられます。

 ですのでそれぞれの原因を治していく事が睡眠時無呼吸症候群を治す事につながります。

CPAP治療

 病院を受診し、睡眠時無呼吸症候群と診断されたら勧められるのがCPAP治療です。

 これは寝ている時に呼吸が止まる前に機械が空気を送り込んで呼吸が止まるのを防いでくれる機械です。

マウスピース

 こちらも病院を受診し、診断されたら勧められるのが多いです。主に歯医者が近くにある病院だとよく勧められるようです。

 寝て時に下あごが気道を塞がないように下の歯をマウスピースで固定して寝る事で無呼吸を防いでくれます。

定期的な運動

 肥満などが原因の方は運動を習慣化させていきましょう。

 運動で脂肪を燃やしていく事で首周りの脂肪も落ちてきますので気道の狭窄を防げます。

 忙しい人だとなかなか運動を習慣にするのは難しいと思いますが、ストレッチやウォーキングなど簡単でどこでもできるような運動を少しずつ行っていきましょう。

 私はタバタ式トレーニングという1日4分で1時間のランニングに相当する練習を習慣化しようと頑張ってます。

無理のない食事制限

 肥満などが原因の方は運動の他にも食事を変えてみることをオススメします。

 いきなり炭水化物抜きダイエットとか、サラダだけダイエットとかハードなものにすると失敗します。

 ですのでケーキを食べたくなったらフルーツを食べるとかポテトチップスを食べたくなったらナッツを食べるなど簡単なものからチャレンジしていきましょう。

横向き寝

 横向きで寝る事で気道の狭窄を防ぐ事ができます。

 仰向けだと気道の上にある脂肪や筋肉が重力で落ちてきて気道を狭窄してしまいます。横向きになると上に乗っかるものがなくなりますので気道狭窄を防いでくれます。

 詳しくは前回の記事に載せていますのでそちらをご参照ください。

喉の筋力トレーニング

 加齢に伴い、喉の周りの筋力低下が起き、筋肉が緩む事で気道を狭窄してしまう事があります。

 また、誤嚥性肺炎などもこの喉の筋力の低下により引き起こされるとされています。

 そうならないように喉の周りの筋力をアップさせるトレーニングを行いましょう。

 オススメは「アイウベー体操」です。アイウベー体操は文字通り口をア・イ・ウ・ベーの形にして声を出し、それを繰り返す事で喉の周りの筋肉を鍛える効果があるそうです。ぜひ試しにやってみましょう。

鼻詰まりや扁桃腺肥大の治療

 これらは病院を受診して治療を行ってもらいましょう。鼻詰まりや扁桃腺肥大にも様々な要因がありますので専門の医師に診てもらって適切な治療を受けていきましょう。