こんにちは、ケンシンです!

 今回も人間関係の話ですが皆さん看護師が働いていく上で結構重要になってくる人間関係です。

 医師との人間関係です。医師も人間ですので仏や神様のように優しくて器の広い方もいらっしゃると思いますが、今回はプライドが高い、自分の意見を曲げない医師とうまくやっていく方法をお話したいと思います。

医師とのコミュニケーションの悩みとは?

 医師と看護師は患者さんにベストな治療を考えて行っていくものですが、時に患者の治療方針の違いや指示の違いなどで、衝突してしまう事もあります。

 中には医師とのコミュニケーションが難しいと思っている看護師さんも少なからずいらっしゃると思います。

 また、医師の指示が間違っていたのに看護師の責任にされてしまったという事もあるのではないでしょうか?

医師の仕事は忙しい

 医師の仕事が忙しく、余裕がないというのは看護師が十分理解していると思います。
 医師も人間ですのでやはり忙しい時はイライラしていたり、強く当たってしまう事もあるはずです。

医師とのコミュニケーションには3つのポイントがありますので紹介します。

①タイミング

 医師の仕事は忙しいのでやはり声をかけるタイミングは重要です。忙しい時はあなたの話にかまっている暇はありませんので軽くかわされたり、強く当たられる事が多いです。

 声をかけるタイミングは落ち着いている時間帯だったりあまり忙しくない時間帯を探して話しかけるようにしましょう。

②わかりやすく、簡潔に

 遠回しに話すと何を言いたいのかわからないし、何より時間も長くなりますのであなたもイライラする経験はありますよね?

 ですので医師に話をする時にはなるべく、短く、わかりやすく、簡潔にまとめてから伝えるようにしましょう。

③医師のフォローをする・たまには相談相手に

 医師は立場ゆえに孤独で、失敗のできない雰囲気があります。ですので誰にも相談ができなかったり、誰にも助けてもらえなかったりしている医師も多いです。

 ですのでみなさんが医師の事を考えてフォローに回ったり、相談相手になれるように頑張ってみるのはどうでしょうか?

 フォローしてくれたり、相談に乗ってくれるスタッフには信頼関係もできますし、その信頼関係からさらに医療も質が高くなっていくと思います。

考えを変えない医師には

 中には考えを変えない頑固な医師もいるかと思います。

批判しない

 否定をすると医師の逆鱗に触れ、逆に取り返しのつかない事にもなりませんので、自分の意見を押し殺して批判は行わない事が大事です。

 なるべく医師の意見を変えずに、妥協案を探していくことがうまい立ち回りになります。

強い肯定

 否定をしてはいけないと先程の所で述べましたが、では実際にはどうすれば効果的なんでしょうか?

 こういう時には「強い肯定」をする事がいいです。

 医師が考えている事の極端に賛成している状態を話し、逆に「それはちょっと…」と思わせる事ができれば、自然と意見が妥協案に近づいてきます。

 ぜひともやってみてください!