こんにちは、けんしんです。

 今回は過労死から自分の身を守る方法をいくつか書いていきたいと思います。まずは「長時間労働を削減」する、という事です。

時間外残業の過労死ラインとは?

 残業は月80時間がいわゆる「過労死ライン」とされています。この残業月80時間を超えてくると死亡リスクが高まってきます。

 月80時間といってもピンとこない方もいるかと思います。少し計算してみましょう。

 週休2日制の仕事をしているとなると月20日は仕事に出てくるとなります。80時間を20日で割ると1日平均4時間の残業をしている事になります。そして1日8時間働くとなると残業合わせて12時間の勤務になります。

 1日の半分が仕事になってしまう計算です。さらに中には休日に出勤したり、80時間超えたら残業代をつけるな!という職場もありますので1日12時間以上働いている人も出てきているのが現状です。

自分の身を守ろうパート1~他人に助けてもらう~

①仕事をうまく断る

 自分の身を守るにはうまく断る事が大事です。断るのには勇気がいりますが断ることで自分のやるべき仕事に集中することができ、逆に生産性が上がるということを意識していて下さい。

 しかし、注意してほしいのはあくまで「自分のやるべき仕事に集中するため」です。仕事を何もしたくないから断るのではなく、たくさん仕事を受けて全部中途半端になるより、少ない仕事を完璧にこなすためです。

 上司も中途半端を量産するより、完璧を持つ人の方が評価は高くなると思います。ですので「今、この仕事に取り組んでいるのでその仕事はできません」などうまく断ってください。

②他人に割り振る

 それでも仕事を振られてしまう事もあるかと思います。その場合は自分の苦手な分野を他人にお願いしてみるのもありだと思います。

 自分の不得意な分野の仕事は、実は他人にとっては得意分野だったりする事もあります。自分がやれば2時間かかる仕事も得意な人がすれば1時間かからずに終わったりしますので

 中には人に頼むのが苦手な人もいるかと思います。そういった場合は自分がお願いしたら相手も助けるようにしましょう。もしかしたら相手が苦手な分野を自分は得意分野である事もあるからです。

 頼り頼られる関係を職場に持つ事で仕事の効率は上がりますし、職場の雰囲気も良くなります。また、人にお願いする訓練をしておくと位が上がった時にも仕事の配分ができるようになるので身につけておいたほうがいいですよ。

③キャパオーバーである事をわかってもらう

 これは結構最終手段な感じもありますがキャパオーバーであると知ってもらうために失敗をするという方法です。

 しかし他人に迷惑をかけない程度でやってください。他人に迷惑をかけてしまうと信頼を失いかねますので。

 ですので小さな失敗をする事をおすすめします。例えば提出期限を1日遅らせる。体調悪そうにしてみる。どうでもいい事をミスるなど本当に小さくしてやってください。

④人を増やしてもらう

 仕事の量が多く、キャパオーバーもしてしまう職場なら人員が足りていないという証拠になります。ですので人員不足である事を上司に相談してみましょう。

 人件費とかあるのでそう簡単には解決はしないとは思いますが、声を挙げ続けることで味方を増やし、職場の雰囲気も人員増に向かってきますので心を折らずに頑張ってみて下さい。

まとめ

 いくら仕事が大好きだとしても、しっかり休息をとって心身の疲労を回復させなければ、疲労は蓄積するばかりで、心身をむしばんでいきます。

 自分が死んでしまってはこれからを楽しむ事もできないので、何かしら逃げる方法を見つけてください。
 時間外残業を減らし、自分のためにアフターファイブとか休日余暇などを使ってもらえたら人生変わると思います。